かわリハ

第4回横浜メディカルグループ・リハビリテーション学会
  2018.11.11
平成30年11月11日(日)

当院研修室にて、「第4回横浜メディカルグループ・リハビリテーション学会」が開催されました。

年に一度、各施設が持ち回りで主催する学会であり、当院開催は、今回が初めてでした。リハビリテーション科から選抜された8名の運営委員が、スケジュール調整、配付用冊子の作成、会場設営など、数か月間かけて準備し、当日を迎えました。

一般演題に先立ち、当院診療部長の藤城弘樹医師より「レビー小体型認知症と転倒」についての特別講演がありました。レビー小体型認知症の患者が転倒しやすい機序を、パーキンソン症状やレム睡眠行動障害との関連から分かり易く解説して頂きました。また、日中の集団活動や歩行訓練など、リハビリが転倒予防に効果的であることも強調されていました。

今大会のテーマは、病期や診療科の垣根を低くし、より多くの患者さんに有益なリハビリを提供することを念頭に「リハビリを必要とする全ての人に平等なリハビリを~各施設の提供するリハビリの共有化~」としました。一般演題ならびに出向報告では、患者への治療内容や地域での取り組みが報告され、自分たちの専門領域外のリハビリを学ぶ機会になりました。

質疑応答では、発表者に対して、建設的な意見やアドバイスが多く聞かれ、3時間ほどの短い時間でしたが、実り多い大会となりました!
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