院長ごあいさつ

院長ごあいさつ

認知症疾患専門病院 かわさき記念病院 福井院長
院長 福井 俊哉

H26年5月1日に開院致しました、かわさき記念病院をご紹介します。私は病院長を仰せつかりました福井俊哉と申します。認知症に関わる患者さん・ご家族・介護の方にとり、頼ることのできる病院、そして問題を解決するために一緒に歩むことができる病院を目指したいと考えております。

私たちの信念は、2012年6月の厚生労働省認知症施策検討プロジェクトチームの「今後の認知症施策の方向性について」に示されているように、「認知症の人は精神科病院や施設を利用せざるを得ない」との考え方を改めて、「認知症になっても本人の意思が尊重され、住み慣れた地域のよい環境で暮らし続けることができる社会にご本人が戻ること」の実現に寄与することです。

つまり、当院は認知症の患者さん・ご家族・介護の方が直面される問題点を、外来診療と入院治療を通じてなるべく短い時間で解決(治療)して、皆さまが再び安定した生活に戻ることを目標といたします。

一方、物忘れが気になる方、ご本人の判断・行動・感情の異変にお困りのご家族の方々は是非当院の外来を受診ください。神経内科専門医、精神科専門医、認知症専門医が皆様のお手伝いをいたします。また、認知症以外の神経内科疾患(パーキンソン病・てんかんなど)の外来診療も行います。

高齢化が急速に進み。認知症患者さんが急増している今、ここ川崎市の初めての認知症専門病院として、皆様方のお力を借りながら,地域に密接した発展性のある病院になりたいと思います。ご支援とご来院のほど、何卒よろしくお願いいたします。

【医療従事者の方々へ】
認知症の治療にチーム医療は欠かせません。当院のモットーは、地域の認知症発見・治療・予防に関するリーダー的使命を担う病院になるために、笑顔と挨拶に満ちた仲の良いスタッフがチームとして働く病院になることです。仲間として一緒に働いていただける方を歓迎いたします。どしどしお問い合わせください。

当院には日本神経学会指導医・専門医、および日本認知症学会専門医・指導医が常勤しております。日本神経学会と日本認知症学会の教育施設認定を取得する予定ですので、認知症専門医を目指す神経内科医・精神科医・老年科医・内科医の先生方も私たちの仲間になってください。一緒にかわさき記念病院の発展を目指しましょう。