委員会紹介

看護部教育委員会

【看護部教育委員会目標】
1.認知症患者の個別性と専門性を重視した看護過程を展開しケアの質を高める
2.認知症疾患の専門知識を習得することができる
3.高齢者に特有な疾患の学習を行い看護実践ができる
4.各病棟での看護実践について報告し、学びを共有することができる
5.新入職者において教育プログラムを活用し、認知症看護を提供する職員を
  育成することができる
6.看護記録の監査を行い看護記録の評価と看護の質の向上を図ることができる

【活動内容】
・各月で委員会メンバーを中心に教育的事例検討会の開催
・各月で高齢者に特有な疾患や認知症看護についてアセスメント関連の勉強会を
 企画、運営、開催
・各月に実施した事例検討や研修内容を各病棟で伝達し、実施状況を報告
・看護記録の監査基準の設定、記録監査
・新入職者の指導状況把握

看護部医療安全管理委員会

看護部医療安全管理委員会では、職員一人一人が「認知症患者への安全で安心できる環境を提供する」「職員が、安全に安心して業務を行う事ができる環境をつくっていく」ことを考え、日々発生したインシデントが、業務の工程から起こったものなのか、コミュニケーションエラーから起こったものなのか等、各病棟のリンクナースが中心となり、活発な意見交換を行っています。そして事故防止、再発防止に努めています。

 

看護部感染委員会

看護部感染対策委員会は院内感染対策委員会の下部組織として、ICT委員会とリンクし活動を行っています。 院内感染対策委員会の指針として院内感染防止対策を全職員が把握し指針に則った医療を患者に提供できるように取り組むことを目標として挙げています。 看護部感染委員会として今年度は委員会メンバーが感染対策に関する知識を 深め迅速に感染防止対策が実施できることを重点において取り組んでいきます。

【看護部感染委員会目標】
1.病院内の感染防止対策として標準予防策(手洗い・消毒)を
  各職員が実践できるよう取組みを行う
2.看護部感染委員会の役割を明確にすると共に感染防止対策委員会・ICTとの
  連携を継続し看護部における感染委員会の向上を図る。
3.感染防止対策が迅速に行えるようにマニュアルの活用と活用後の評価・修正を行う
4.毎月看護部感染委員会で病棟ラウンド・勉強会を行い知識の共有を図る

【活動内容】
・各月で委員会メンバーが各病棟の感染ラウンドを実施
・各月で委員会メンバーが勉強会を開催
・各病棟の感染状況の把握
・消毒剤の使用状況と分析
・感染防止対策マニュアルの内容確認と活用

看護部褥瘡対策委員会

患者さんが安全安楽で過ごせる様褥瘡の早期対策をし、褥瘡皆無に向け委員会で取り組んでいきます。

【活動目標】
1.入院時の持ち込み褥瘡を除いた褥瘡発生皆無を目指す
2.各専門職の協力体制を強化し、褥瘡に伴う苦痛を持つ
  患者の早期発見を目指す

【活動状況】
毎月褥瘡患者回診(皮膚排泄ケア認定看護師、薬剤師、管理栄養士、各病棟の褥瘡対策委員会メンバーが参加)をし、現状観察後処置方法やエアマット等変更点があるか確認し対応をしている その他新人看護師へ研修を行い、処置や洗浄方法について人形を用いて実施した。

新人研修
 

褥瘡患者回診の様子

看護部業務委員会

【業務委員会】
看護部業務委員会は、新入職者看護師や新人看護師の業務手順の見直し作成、 現行のシステムが看護の現状に反映しているか検証、問題を発見しその解決を図り検討しています。 検討した結果を分析し、各部署の業務へ反映させることを主として活動しています。 委員会は毎月決まった曜日に1回開催し、時々臨時で開催しています。 今年度は主に現在使用中の手順マニュアルの修正・追加を行っています。

【委員会メンバー】
2階3階4階の東西病棟の主任・副主任看護師6名で構成されています。 委員会活動を円滑に行っています。 真剣に、そして刺激しあいながら楽しく活動を行っています。

4階 看護師 委員会のメンバーで切磋琢磨し、楽しく活動をしています。

行動制限最小化委員会

【行動制限最小化委員会看護部コアチーム】
私たち行動制限最小化委員会看護部コアチームは各部署の行動制限の状況を当委員会で最小化できるように討議しています。また、部署内で行動制限に関する記録が適切に行えているかも各部署のコアチームメンバーがチェックをしています。 月1回行動制限最小化委員会終了後にコアチームで患者に対する各種対策の点検・推進、行動制限最小化のためにラウンドを行いながら物品等の保守点検を行い安全に行えるよう配慮しています。 病棟によってはコアチームメンバーが中心となってカンファレンスを行っており、日々行動制限の最小化に努めています。

  月に一度医局、リハビリテーション科、総合相談センタースタッフと共に行動制限最小化委員会として討議をしております。
       
月に一度看護部コアチームで対象患者様のラウンドを行っています。 この時にコアチームで行動制限最小化についての話し合いも行っております。  
       
  行動制限に関するポスターなども作成して病棟内に張り出し、積極的に活動しております。

実習指導会


看護部では、外来およびデイケアで、看護学 生の臨地実習受け入れをしております。 実習では、認知症高齢者とその家族の在宅 での生活を、多職種が連携して支えている 様子を学んでいただけるようお手伝い させていただいております。  
     
臨地実習では、看護学生が意欲的に実習を取り組み、自主性・積極性が出せるような関わりをもつことが求められています。学生のみなさんは、看護実習前、認知症に対しての具体的なイメージが持てず、どのように関わったら良いのか悩むことが多かったとのことでした。そこで、看護師だけでなく、総合相談センター、リハビリテーション科、栄養科、デイケアなどの協力を得て、当院での、患者様、ご家族様との関わり方について情報を共有していただく時間を多く設定しました。実習終了後、看護研究のテーマに認知症高齢者に対する看護を取り上げる方が多かったとの報告をいただき、理解を深めることができた結果と考えます。
     
「認知症高齢者と、その家族を支えられる看護師になる!」という未来の職業選択の基盤づくりを、当院の臨時実習経験を通して感じてもらえるように、知識・技術・大度の育成に貢献できるよう努めていきたいと思っています。  

介護福祉士委員会

【委員会紹介】
介護福祉士委員会は、各病棟から介護福祉士一名ずつ計6名で活動しております。 各病棟の様々な業務上の問題などを吸い上げ、情報を共有し意見を出し合い、最善策を模索して職員のスキル向上と働きやすい環境を作ることに取り組んでいます。 また、介護士と看護師のそれぞれの視点から見たケアの提供ができるように情報を集め、患者様の安心で安全な入院生活をサポートできるように知恵を出し合っています。

【令和3年度介護福祉士委員会目標】
活動目標
・整容清潔の保持
・ケアメソッドの推進

行動目標
・週2回以上の衣類の交換を継続し実施状況を評価
・病棟内の整理整頓
・定期的な爪切り、髭剃りの実施
・ケアメソッドの職員への周知
・ケアメソッドの評価表を用いたケアの実施と情報の共有