かわリハ

シリーズ化インタビュー!【個別理学療法士編】
  2019.0820

こんにちは! 本日は私たちが普段どのような仕事をしているのか、実際に働く職員に聞くインタビューシリーズ第3弾です!

第3弾は個別リハビリ担当として働く、2年目の男性理学療法士にインタビューです!!

☆個別リハビリとは・・・ 1対1のリハビリを通して、身体機能の維持改善・精神面の早期の安定などを目標に介入を行っています。当院では身体・精神面ともに対応できるように理学療法士・作業療法士を配置しています。 詳しくは2019年3月『個別リハビリについて』の記事をご覧ください。

Q1.認知症の患者さんの特徴を教えてください
認知症といっても色んなタイプがありますが、基本的にはいずれも進行性で難治性の疾患なので、心身の能力はどうしても低下していく傾向にあります。予後を見据えたアプローチや目標設定をする必要があるので、それがすごく難しいです。

Q2.難しいことはなんですか?
「自分が病院に入院して、治療の一環としてリハビリが必要になっている」その状況をうまく認識できない方が多いので、まず運動して頂くこと自体が大変なことが多いです。 複雑な動作を用いたり、繊細な感覚を求めるような運動メニューが難しいので、その方の能力に合わせたメニューを考えることが難しいと感じます。

Q3.良かったことはなんですか?

日本に理学療法士の有資格者は約18万人いるそうですが、精神科所属の理学療法士は126人しかいないんです。0.1%未満です。 当院の患者さんにも他の病院では認知症の周辺症状がひどく、リハビリを実施出来ず当院に移ってきた患者さんもいますのでそういう方にちゃんとリハビリを提供できた時は、0.1%の精神科所属の理学療法士としてそれなりに仕事を果たせたのかなとうれしい気分になります。

インタビューシリーズ、次回は【新人理学療法士編】です。第4弾もお楽しみに!