かわリハ

個別リハビリ紹介
  2019.03.14
こんにちは! 今日は個別リハビリについてご紹介します。

当院は個別リハビリ(認知症患者リハビリテーション)を平成27年から開始しました。 現在は、理学療法士3名、作業療法士3名が個別リハビリを担当しています。

主治医の指示のもと、筋力増強運動や歩行練習など身体機能のリハビリのほか、計算などの学習課題、絵の具やハサミを使った手作業など、患者様ひとりひとりに合わせて目標設定し活動の選択を行っています。

一方で、ご本人の協力が得られずリハビリを拒否されてしまうことも多いのが現状です。一般病院では拒否が強いとリハビリを受けられないこともありますが、当院ではできるだけリハビリ拒否を減らせる様、薬剤調整と並行して、関わり方や活動選択の工夫に力をいれています。

例えば元々の性格や対人交流の傾向、趣味や仕事などご本人にまつわることを入院時にご家族様から伺い、リハビリに活かすようにしています。また、リハビリ時間以外でお話をしたり、生活動作の介助をしたりと、多少時間が掛かってもその方との関係性を築けるようにしています。

こうして見つけたリハビリ介入の糸口は、病棟でのケア、さらには退院先の施設等にも活かされることがあります。 今後もひとりひとりに寄り添いながら、より質の高いリハビリを提供していきます!
  • かわさき記念リハ