2018.03.07 | |
今回は当院で行っている集団活動の目的についてご説明します。 入院生活は家庭に比べて身体を動かしたり人と交流したりする機会が減少するため、そのままでは認知症の進行に加え、入院生活の不活化による運動能力や認知能力の低下が危ぶまれます。 そこで、これらの能力低下を少しでも遅らせられように、患者様には 可能な限り体操やレクリエーションなどの集団活動の場へ参加して頂いています。 集団活動では、楽しみながら体を動かしたり、計算をしたり、ゲームのルールを覚えたりすることで、自然に運動訓練や認知訓練となるような様々な工夫を凝らしています。また、患者さん同士の交流を通じてコミュニケーション能力を維持するとともに、同じ境遇を共感し合うことで入院生活に安心感や癒しをもたらす効果も期待しています。 以下に当院での集団活動の様子を写真でご紹介します。 |
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