潮見台(認知症)カフェのテーマ決め
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2024.1101 |
今回は当院のイベントの1つ「潮見台カフェ(認知症カフェ)のテーマ決め」を紹介します。
認知症カフェとは認知症のご本人やご家族はもちろん、地域の誰もが認知症について知る・学ぶ・考えることができる場として全国の自治体や病院などが運営しています。認知症に関する勉強会を開催したり、医療や福祉の専門職に困りごとを相談したり、地域の方と交流したりとその特色は様々です。
当院は宮前区潮見台にあることから、「潮見台カフェ」と名付けて、毎月1回、近くの鷲ヶ峯(わしがみね)地域包括支援センターと共催で開催しています。リハビリテーション科は、その中の【10分間体操】を担当しています。今日は10分間体操をどのように計画・実施しているか紹介します。
メンバーはリハビリテーション科スタッフ7名が担当し、3~4名で2チームに分かれ、1カ月ごとに交互に担当を交代しながら行っています。担当者はベテランスタッフから今年入職したスタッフまで様々なスタッフが担当しています。
まず、新しい年度が始まる前にメンバー全員で集まり、年間のテーマを決定します。過去には「転倒予防」「季節感を取り入れた歌体操」「かぶり物をして体操」などありましたが、今年は、「家にある物を使った体操」「日常生活の動作(入浴、食事など)を取り入れた体操」「頭を使う体操(コグニサイズ)」の3部構成で行う事にしました。
今回、なぜそのテーマにしたかというと、担当スタッフで話し合った結果、「今までの潮見台カフェでやったことのない体操をやってみたい」「家に帰ってからもできる体操をしたい」「身近なものを使って体操できたら面白そう」「テーマを毎月変えて常連の参加者さんでも飽きないようにしたい」などの意見が上がり、先ほどお話しした3部構成となりました。
やった内容については体操が終わったその日のうちにメンバーで集まって振り返りを行い、参加者さんなどから出た意見を参考に翌月以降の体操をより良いものにできるよう取り組んでおります。
以上、簡単ではありますが、「潮見台カフェの体操のテーマ決め」をお伝えしました。さらに詳しい内容については当院ホームページのトップページに「潮見台カフェ」のリンクがありますので詳しくはこちらをご参照ください。毎月第4火曜日に行い、現在は感染対策を継続しつつ対面開催で行っております。是非ご参加お待ちしております。
リハビリテーション科 A.H
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