音楽療法について ∼part1~
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2021.1111 |
こんにちは!
今回は集団リハビリで行っている音楽療法について紹介したいと思います!
まず音楽療法とは、日本音楽療法学会では「音楽療法とは、音楽の持つ生理的、心理的、社会的働き用いて、心身の障害の回復、機能の維持、生活の質の向上、行動の変容等に向けて音楽を意図的、計画的に用いる事」と定義しています。ここが音楽療法士の専門性にあたります。
音楽療法が認知症の方に与える効果は色々あります。
1.歌う
歌って発声することで発語の訓練になり、口の筋肉を使うことで口腔機能(飲み込みが良くなる、誤嚥性肺炎の回避等)の訓練になります。
2.聴く
音楽を聴くことで昔のことを思い出したり、喜びや悲哀など多くの感情を引き起こし揺り動かす力があります。音楽の力でリラックス効果や覚醒を促し、日常の生活リズムを整えます。
3.楽器演奏
楽器演奏を通して体のリズムを整えたり、達成感を味わったり、楽器の音色を楽しんだり、協調性を養ったりします。
音楽療法には、口腔機能の訓練や感情を引き出す力があったりと、色々な効果がありますね!
次回は音楽療法士と当院で行っている音楽療法のプログラムについて紹介します! |
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